次に大切なことは、こまめに体を動かすことです。ほかのページでも何度も触れているように、エコノミークラス症候群でいちばん危険なのは同じ姿勢を長時間続けることです。それを防ぐために、簡単な運動をするように心がけましょう。
そのもっとも有効な方法は、機内を歩くことです。トイレも最寄りのものではなく、少し遠いところに行くといいでしょう。その際、軽く屈伸運動をするのもいいと思います。
座った状態が長く続くと、血液は下へ下へと流れて行きます。つまり、下半身に溜まっていくのです。その状態は血がかたまりやすく、非常に危険です。立ち上がって歩くことは、それを緩和します。脚の筋肉を使うことで血液が再び上に向かって流れはじめるのです。
最近の航空会社には、エコノミークラス症候群対策として座ったままできる体操の映像を流しているところもあります。それを活用するのも効果的な予防策になるでしょう。また、座った状態でかかとやつま先を上げ下げするだけでもひざの裏の血行を良くする効果が見込めます。
いずれにしても、ずっと座ったままでいることがないように注意してください。機内では適度に体を動かすことが何より体を労わることなのだと肝に銘じておきましょう。
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